患者さんのお口の健康を守るために


【2013年11月4日 9:13 PM更新】


東京でフリーランスの歯科衛生士として活躍されている沢口由美子さんに松田歯科医院まで出張していただきました。
院内セミナーを受講した当院の歯科衛生士にレポートを提出してもらいました。
講義のまず始めは①患者さん②経営者③スタッフの三者の立場に自分を置き換えて、どんな歯科医院を理想とするかを考え、その三者が満足出来る歯科医院を目指したいなと気づかせていただきました。
そして患者さんに満足していただける歯科医院になるには、スタッフの心配り一つでも近づくのだと教えていただきました。
例えば、治療の後「今日は痛かったなぁ」など歯科医師には言いづらい一言でも受付や歯科衛生士に教えてくれる患者さんがいらっしゃいます。
その一言の情報でも見逃さずスタッフ同士で共有し、次に来院した時には「先回痛かったのですね。気づけずにすみません。今日は痛くならないように気をつけますね」と声をかけるだけでも患者さんの不安な気持ちを和らげられるのではないかということです。
患者さんに満足していただける歯科医院になる為に出来ることとして、何をしたらいいのか分からなくなってしまいますが、そういう小さなことから始めていきたいと思いました。

患者さんが歯科医院を選ぶ時に、清潔感があるかは重要なポイントだと思います。
きれいに掃除出来ていて環境が整っているかは目に見えて分かりますが、消毒や滅菌してあるかなど患者さんが見ても分からないものもあると思います。
消毒滅菌方法を歯科医院のホームページに載せたり張り紙をすることも出来ますが、沢口さんにはもっと簡単にアピールできる方法を教えていただきました。
それは患者さんに直接見ていただく方法です。
患者さんがユニットに座ってからコップやバキュームの用意をするのは歯科衛生士学校でも習うほど当たり前のように行われています。
新しいコップを用意していることを患者さんにアピールするように、グローブやスリッパでも簡単なアピールの仕方があるのです。
当医院ではグローブは毎回患者さんごとに変えていますが、患者さんには分からないことかもしれません。
他の患者さんの口腔内を触ったままで、グローブを替えていないのではないかと不安に思う患者さんもいると思います。
またスリッパをアルコール消毒している歯科医院はあると思いますが、沢口さんは是非患者さんの目の前でしてくださいとおっしゃっていました。
お昼に入る前、まだ少し患者さんが残っているときにスリッパの消毒をしていればこの歯科医院はスリッパもきちんと清潔にしているのだなと納得して履いていただけると思います。
患者さんに不快感を与えないよう、そして不安なく歯科医院に来ていただく為に清潔のアピールをすることは大切だと思いました。
歯科衛生士という字には『衛(まもる)』と『生きる』という字がある
私達は生きていくことを衛(まもる)仕事をしているのだという言葉を沢口さんに教えていただきました。
歯科衛生士の業務の一つの保健指導をする時、まず始めに患者さんに動機づけをしなくてはいけません。
動機づけはどんなことをしたらいいのか分からなく、難しいと思っていたのですが、沢口さんはそんなの簡単だよ、患者さんをハッとさせてドキッとさせればいいだけだよ、とおっしゃっていました。
なるほどと思ったのは、例えばわざわざ染め出しをしなくても舌で歯を触ってざらつきを確認してもらうだけでも磨き残しに気づくことが出来、それが動機づけになるのです。
他にも私達が歯の上半分だけ磨いたところで、患者さんに上下のつるつる感の違いを実感してもらうだけでも、それもまたモチベーションをあげることになると知りました。
いつもの歯のお掃除の前や途中に、その患者さんにあった簡単なモチベーションのあげ方を見つけることが出来るようになりたいです。
他にも沢口さんは保険医療業務もしているので、歯科衛生士が保険について知っているとどういう利点があるか、子育てをしながら仕事を続けてきた人生経験を、涙あり、笑いありで最後まで楽しくお話ししていただきました。
今回のセミナーで、私は初めて沢口さんにお会いしましたが、気さくでポジティブな方で、技術だけなく患者さんがついていきたくなる人柄なのだなと思いました。







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