歯みがきはしているのに、なぜ ムシバができるんですか?


【2022年1月26日 8:00 AM更新】


新潟市西区の歯医者、松田歯科医院の院長 松田拓己(歯科医)です。

 

あなたは朝起きたとき、あるいは夜寝る前、食事の後に、 毎日歯を磨いていますよね?

 

松田歯科医院の患者さんにお聞きすると 100%の方が毎日歯みがきをしています。

 

でも、ムシバができて治療に訪れる患者さんは 残念ながら0にはなりません

 

歯みがきは、歯の表面のプラークを歯ブラシでこすりとる予防法ですので、 歯ブラシが届かないところにむし歯ができるのを防ぐことはできません。

 

たとえば、奥歯の噛み合わせの溝のところや歯と歯の隙間のように 歯ブラシの毛先が届かない場所があるため、 歯みがきだけではむし歯の予防には不十分ということになります。

 

WHO(世界保健機関)は、確実にむし歯予防を行える方法として フッ化物の応用を推奨しており、厚生労働省の資料では フッ素入りの歯みがきペーストを使用すると むし歯予防の効果が上がることが明記されています。

(厚労省「e-ヘルスネット」、トーレル・エリクソンActa. Odont.. Scand. 1965)

 

フッ素洗口やフッ化物歯面塗布もむし歯予防の効果が高いのですが、 洗口液の管理に注意を払う必要があり、 歯面塗布は歯科医師または歯科衛生士が行う方法なので、 家庭で毎日行うのはほぼ無理です。

 

毎日行う歯みがきの際にフッ素入りペーストを使う方法であれば、 特別な薬剤を用意するわずらわしさも無く、 簡単・確実にむし歯予防を行うことができます。

(厚労省「e-ヘルスネット」『う蝕予防のためのフッ化物配合歯磨剤応用マニュアル』)

 

フッ素入りペーストを活用してむし歯を効果的に予防する具体的な方法は、 新潟市西区の歯医者、松田歯科医院では歯科衛生士が丁寧に説明しますので是非ご相談ください。

 

歯科医師 松田拓己

(新潟市西区の歯医者、歯科医|松田歯科医院 院長)







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