【2013年12月18日 7:32 AM更新】
社団法人 日本学校歯科医会(日学歯)は、
児童・生徒に加えて職員の健康の保持増進をはかるため
学校歯科保健に関する調査研究、学校保健の振興、
円滑な実施に役立つために80年以上前から活動しています。
日学歯から発行された『歯垢染め出し剤についてのQ&A』には、
歯垢染め出し剤についてくわしい説明が紹介されています。
最初の質問は「なぜ、歯垢を染め出す必要があるのですか?」です。
※答え※
歯垢(プラーク)は歯の表面にべったりと粘りついており、
多量に付着している場合には簡単に判別できますが、
歯と同じ白色のため色素で染め出さないと発見しにくいことがあります。
参考:「大人が歯を磨いても磨き残しはあるの!?」
そこで歯垢の主成分が細菌その他の有機質であることを利用して、
色素で染色し見つけやすくする必要があります。
染め出しを行うことが必要である意味には次の2つあります。
1. 歯科医師、歯科衛生士や養護教諭が、患者や児童生徒の歯口清掃状態を評価するため。
2. 歯口清掃指導時に歯の表面の汚れを確認し、実態を知りブラッシングなどを有効に行う
ことができるようにする為の動機付けのため。
新潟市西区の松田歯科医院
院長 松田拓己(歯科医師)
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