歯がしみる知覚過敏


【2022年2月8日 7:40 AM更新】


◎知覚過敏について

新潟市西区の歯医者、松田歯科医院の院長 松田拓己(歯科医)です。

 

あなたは冷たいものを食べたり飲んだりするときに、ムシ歯でもないのに、一時的に歯がしみることはありませんか?

 

今のように真冬の寒い時期には、外の空気が歯に当たっただけでもしみたりします。

 

このような痛みを感じているあなたは、知覚過敏の疑いがあります。

 

実は日本人の約3人に1人が知覚過敏を経験していると言われています。

 

知覚過敏は、歯グキが下がったり、強すぎるブラッシング、歯ぎしりなどの要因によって少しづつ悪化していきます。

 

◎知覚過敏の原因は歯の象牙質が露出すること 

知覚過敏は、歯のエナメル質の内側にある「象牙質」と呼ばれる歯のやわらかい部分の露出が原因で起こります。

 

健康な歯の表面はエナメル質で覆われ、外側からの刺激を遮断する役割を果たしています。

 

このエナメル質がはがれたり、歯周病や加齢で歯グキが下がったりして象牙質が露出すると、象牙細管という細い管を通じて歯の神経に直接刺激が伝わるようになり、シミる不快感や瞬間的な激痛を引き起こします。

 

◎知覚過敏の起こるメカニズム

エナメル質がはがれたり歯グキが下がって象牙質が露出すると、冷たいものや熱いものを食べたり飲んだりしたときに、刺激 が歯の外側から伝達され、痛みが引き起こされます。

 

歯科医師 松田拓己

(新潟市西区の歯医者、歯科医|松田歯科医院 院長)







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