【2014年4月10日 12:10 AM更新】
奥歯の歯と歯の間(隣接面)にできたむし歯を削った穴(Ⅱ級窩洞)は、
複雑な形なので下の写真のように銀歯で治すのが一般的でした。

しかし、コンポジットレジン(強化プラスチック)と接着剤が進歩したおかげで、
複雑な穴でも金属で治療するのと明らかな差はないと学会で認められています。
(う蝕治療ガイドライン 第2版 – 日本歯科保存学会)
もちろん、できるだけ強度の高い高品質なコンポジットレジン(CR)を用い、
接着剤の性能を最大限に引き出せる設備と技術を備える必要があります。
Ⅱ級CR充填の術式
- マトリックス試適(歯頚部までしっかりいれこむ)
- リングをクランプフォーセップスにて装着
- エッチング
- ボンディング塗布
- CR充填
- リング、マトリックス除去
- 形態修正、研磨
上記のように、機材を揃えて「エステライト・アステリア」や
「グラディアダイレクト」等の自費用CRを使用することで、
銀歯からコンポジットレジンへのやり替えが確実に行えるのです。

銀歯の下ではむし歯ができていましたが、、、、

丈夫な自費用CRで白く治すことができました。
【通院回数】1回 【費用】¥39600(ダイレクトボンディング1ヶ所)
電話:025-234-1112
《ダイレクトボンディング》のご説明
◎治療内容:歯に空いた穴や、となりの歯とのすき間にコンポジットレジン(強度の高いプラスチック)を接着して埋める治療です。
◎費用:1ヶ所につき39600円となります。
◎副作用:まれにコンポジットレジンあるいは接着剤にアレルギーを持つ方がいらっしゃいます。
◎リスク:素材がプラスチックですので金属やセラミックに比べて強度が低く、欠けたりすり減ることがあるのが欠点です。
また、吸水性がありますので着色することがあります。
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