【2023年4月27日 5:11 PM更新】
西区の歯医者、松田歯科医院の院長 松田拓己(歯科医師)です。
松田歯科医院に勤務してもらっている歯科衛生士が予防歯科のセミナーに参加してきました。
さっそく、歯科衛生士が予防歯科セミナーで学んだ内容についてレポートを送ってくれたので、ご紹介します。
[レポート]
〈高齢者におけるむし歯の問題点〉
高齢者はお口の中が乾燥しやすくなって、むし歯を引き起こしやすくなります。
乾燥の原因としては、唾液の量が減ってしまうのが一番です。
-唾液が減少する要因-
・薬の副作用
・加齢
-口腔乾燥の症状-
・お口の中の焼き付けるような痛み
・食事がしづらくなる
・滑舌が悪くなる
・飲み込みづらくなる
・歯の根元にむし歯ができやすくなる
-口腔乾燥を見逃さないための注意点-
・残っている歯の本数に注目
・歯の形に異常がないか?
・唾液が十分に分泌されているか?
・食事の頻度を把握する
・プラークのつき方に注目
-口腔乾燥が心配な患者さんへのアドバイス-
・歯と歯の間には研磨剤無しのフッ化物ジェルを歯間ブラシにつけて使用していただく
・毎食後フッ化物入り歯磨剤を多めにつけてブラッシングしていただく
・1日に1~2回、0.2%フッ化ナトリウムで洗口する(特に就寝前)
・キシリトールのタブレットを噛んでもらう
・夜遅い食事を避ける
-感想-
日本人のほとんどが実際のところ、歯に対する問題を、虫歯とは感じていても、歯周病への問題視は薄いと感じます。
今回のセミナー内でも、在日外国人の72%が日本人に口臭を感じ、オーラルケアを徹底してほしいと思われており、日本人の9.8%しか自分を歯周病と理解していない というデータを聞きました。
やはり幼い頃からの虫歯への予防はされていても、まだ幼い頃には早い歯周病の予防への概念の定着はされてないことが問題だと思います。
大人になってからも歯周病が重要視されていないことにもっと媒体をうまく使い、今日院長に教えて頂いた日本での30年間で10本欠損するという情報など伝え、理解してもらうことを徹底していきたいです。
メンテナンスでは歯周病へのケアに重点をおき、行っているのですが、北欧の歯科衛生士さんが行っている形で、カリエスリスクが高い方へのケアもメンテナンス内で取り入れてみたいと思います。
虫歯も予防しますよ、と説明することで患者さんへのメンテナンスへのモチベーションを上げる助けになれたらいいと思います。』
歯科衛生士 W
(西区の歯医者、歯科医|松田歯科医院 勤務)
新潟市西区の歯医者、歯科医|松田歯科医院 の情報
住所:新潟県新潟市西区小針7-5-13
公式サイト:https://www.matsudadent-whitening.jp/
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