痛くはないけど腫れはある

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【2022年5月31日 4:49 PM更新】

『西区の歯医者、松田歯科医院に勤務している歯科衛生士のKです。

下の親知らずが斜めに歯ぐきの中に埋まっているために、手前の歯の歯周ポケットが深くなることがあります。

痛くはないけど腫れたことはあると仰る方がおおいですね。

隣の歯の歯周病が悪化するリスクをお話ししますが、すぐに親知らずを抜歯する決心はなかなかできません。

親知らずの周りの骨が溶けてしまっていると、抜歯をした後も歯周ポケットは深いまま残ってしまっています。

歯周ポケットはかなり深くなってからだと、治りが悪いというか、
骨が溶かされてしまった部分が大きくて元に戻らないので、ポケットが残る場合が多く、
ハブラシは届かないため、バイ菌がたまらないように器械でのメインテナンスが必須になります。

抜いたのにポケットは深いままなら、抜かなくても？と思ってしまう方もいるかもしれませんが、
そのままにしておくと、手前の奥歯も共に悪くするリスクが高まるのです。

なので、親知らず、特に歯ぐきからしっかり生えていなくてかみ合わせの役にたっていない親知らずはバイ菌の巣を作ってしまうことになりますから、早めの抜歯をおすすめしています。

私も大学生の時に抜いてもらって、痛くもなく腫れもなくすっきりと過ごせているのでよかったと思っています\(^o^)/』

歯科衛生士　K　

（新潟市西区の松田歯科医院　勤務）

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