治療の際に大切にしていることは?


【2022年6月18日 8:40 PM更新】


新潟市西区の歯医者、歯科医|松田歯科医院の院長 松田拓己です。

 

むし歯などで歯を治療する際に大切にしているのは次の3点になります。

 

  1. できるだけ歯を削らない
  2. 予防を妨害しない
  3. 痛みがない

 

歯を削る量を少なくするのは、怖い・痛いというだけではありません。

 

歯を削ってしまうと、それだけ歯はもろくなってしまうのです。

 

金属やセラミックなどで元の形に戻しても、人工の材料が歯と一体化するわけではありません。

 

特に、歯を削る量が多くなって神経まで達すると歯が割れやすくなってしまいます。

 

もちろん、むし歯が進行していれば深く削るしかないのですが、できるだけ歯の寿命を延ばすために削る量を少なくするよう心がけています。

 

予防を妨害しない、といっても分かりづらいですね。

 

歯の予防に大切なのは、歯の周りに細菌を繁殖させないことです。

 

細菌は小さいので目には見えないのですが、大量に繁殖すると肉眼でも分かります。

 

歯の周りの大量な細菌はプラーク(歯垢)と呼ばれています。

 

歯垢と言えば歯にこびりついている白い塊ですね。

 

食べ物のカスだと思っている人が多いですが、実は細菌の塊なのです。

 

プラークの中の細菌が原因になって、むし歯や歯周病が引き起こされます。

 

なので、歯の形を歯垢がたまりにくいようにして、歯磨きしやすい形に治すのが大切です。

 

予防を妨害しないというのは、歯ブラシが当たりづらくて歯垢が残りやすい場所を作らないように気を付けるという意味です。

 

治療の痛みを減らすのは、歯医者が嫌われないためですね。

 

私が患者さんに嫌われたくない、というのはもちろんですが、予防を継続していただくためにも大切なのです。

 

痛みがトラウマになって、歯科医院が嫌い、通うのが怖いと心に刻まれてしまったら、定期的に通う気にはなれないですからね。

 

治療の痛みを減らすためには、麻酔が肝心になります。

 

麻酔の注射を打つ前に、表面麻酔のゼリーを塗っておいて針を刺してもチクッとしないように対処します。

 

また、電動の注射器を使って麻酔液を一定のスピードで送るのも大切です。

 

他にも、麻酔の薬を体温と同じくらいに温めておいて、薬が入る際の痛みや違和感を和らげるようにしています。

 

痛いのは怖いし、本当にやめて欲しいですよね。

 

私自身が、遺体のは本当に嫌いです。

 

痛いのが怖くいために歯医者に来れなくてむし歯がひどくなったり、歯科医院がきらいなので定期健診に通いたくない、という患者さんをひとりでも減らしたいと願っています。

 

歯科医師 松田拓己

(新潟市西区の歯医者、歯科医|松田歯科医院 院長)

 

 

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