オフィスホワイトニングの手順(松田歯科医院|新潟市西区小針|歯のクリーニング)


松田歯科医院|新潟市西区小針|歯のクリーニングの院長 松田拓己です。

【略歴】

平成2年 新潟大学歯学部卒業

平成2年~5年 新潟大学歯学部付属病院口腔外科勤務

平成5年~6年 長野赤十字病院口腔外科勤務

平成9年 新潟市西区小針にて松田歯科医院開業

 

オフィスホワイトニングの具体的な手順をご紹介しましょう。

 

ティオンオフィスを実際に使用して相互実習を行ったので、 ステップに加え、一言メモも加えていきます。  

 

1、診査・診断 口腔内全体の診査と適応症かどうかの診断を行います。 ※禁忌症やホワイトニング前に必要な処置がないか診察します。

 

2、インフォームドコンセント 歯科医師又は歯科衛生士により、歯の色の確認及び、口の中の写真撮影を行います。  

 

3、歯面清掃 歯科医師又は、歯科衛生士が前処置として歯面清掃材を使って歯面清掃を行います。 ※歯面清掃材は研磨剤の入ったペーストを使用します。

 

4、口唇(周囲含む)と粘膜面の保護

①口唇の乾燥を防ぐためのリップジェルを塗布し、 リトラクターとフェイシャルシートを装着します。

②コットンロールやガーゼを用いて口唇の排除・粘膜面の保護を行います。

※歯牙につかないように気をつけましょう。 ホワイトニングジェルが口唇や粘膜面に触れると、腫れてしまうのでしっかり覆うことが大切です。 フェイシャルシートを使用すると安心感もあります。  

 

5、歯肉保護 歯肉保護レジンで歯肉部分を覆います。

ポイント①レジンは粘膜面の保護に用いたガーゼに触れるように覆い、 粘膜面が完全に保護されるようにします。

ポイント②レジンは歯牙にも0.5mm程度かかるようにする。

※光照射器は動かしながら当て、20秒程度で硬化します。 いろいろな角度から見て歯肉のピンク色の部分が出ていないかチェックします。 

 

6、ホワイトニングジェルの準備と混和

①シリンジAとシリンジBのキャップを外しAとBのシリンジをねじ込んで接合

②AとBのシリンジプランジャーを交互に押し込みながら20往復します。

③細い方のシリンジBにジェルをすべて移しシリンジAをとりはずします。

④ディスポーザブルファイバー付チップを装着。

 

7、リアクターの準備と塗布

①光触媒V-CAT配合のリアクターのボトルを良く振ってから出してください。

②歯面に一層塗布。

※リアクターの塗布に使用した小筆などは3回繰り返し使用する為 アルコールワッテで拭いておきます。

 

8、ホワイトニングジェルの塗布 ジェルの性状を確認するために練和紙などに試し出ししてください。 その後、ホワイトニングを行う歯にジェルをに塗布します。

 

ジェルの厚さは薄目(0.5〜1mm)。 歯面に塗布された光触媒V-CATに光がよく届くように ジェルを厚く塗りすぎないようにします。

※チップの先端からジェルを出し歯面にぽんぽん置くようにすると塗りやすいです。 ジェルが患者さんや術者の肌につかないように気をつけてください。  

 

9、光照射 1歯につき1分間光照射。 ホワイトニングを行う歯が少なく光照射時間が合計5分に満たない場合には、 ジェルを塗布した時間(光照射の時間を含む)が5分以上となるように静置してください。

 

光照射をするだけでホワイトニング効果が得られる訳ではなく、 時間を置かなくてはいけません。 上顎前歯(6本分)であれば、光照射後プラス6分時間を置くと効果的です。

 

10、ホワイトニングジェルの除去 ジェルを綿球などで除去する際は、歯頸部から切端にかけて拭います。 歯肉保護レジンが外れる可能性があるので水洗いはしないでください。 ※ジェルを拭き取った綿球は粘膜や肌に触れないよう気をつけてください。

☆ステップ7〜10を3回繰り返します。(リップジェルを適宜口唇へ塗布してください)

 

11、保護材の撤去 口唇の排除・粘膜面の保護に用いた 歯肉保護レジン、コットンロール、ガーゼなどを全て撤去します。

※この時、粘膜面の保護に用いたガーゼにレジンが付着していると 楽に一気に撤去できます。 

 

12、歯面清掃と術後写真撮影 水洗・うがいの後、フッ素含有のPTCペースト(ファイン)などで清掃を行います。 最後に術前と比較するために、口腔内の写真撮影を行います。

※保護材の撤去後、まだ歯面にジェルが残っている場合があるので、 先にPTCペーストで清掃してからうがいをしていただきます。

その後MIペーストなどで歯牙に栄養成分を与えることをお勧めします。 術後の歯牙は脱水している状態なので、より白くみえる場合があります。

時間の経過とともに落ち着いてきます。 ホワイトニング直後は色を吸収しやすいので、 色の濃い飲み物や食べ物は避けていただきます。 以上がオフィスホワイトニングのステップです。

 

GC社のティオンオフィスはV-CAT®(可視光応答型触媒)の応用により、 比較的低い過酸化水素濃度(約23%)での高いホワイトニング効果と 低刺激性の両立を実現しています。

またV-CAT®は人体に対して有害な紫外線域の光だけではなく、 可視光線域の光にも反応するので 歯科用光照射器を用いた応用が可能となりました。 またホワイトニングジェルのpH値は約6で、エナメル質が脱灰しにくい値です。

 

歯肉保護レジンの付属などで危険を回避できる可能性の高いシステム構造となっています。

 

歯科医師 松田拓己

(松田歯科医院|新潟市西区小針|歯のクリーニング 院長)

電話 025-234-1112 

 



TEL:025-234-1112