痛みが出る前にむし歯を発見


【2014年2月2日 7:37 PM更新】


◎自覚症状が起きる前にむし歯を発見
10年以上前から松田歯科医院に通い続けていただいている新潟市西区在住のSさんが、先日メンテナンスのために来院されました。
歯科衛生士がSさんのお口の中のプラークを歯ブラシの届かない歯周ポケットの中まで隈なく清掃している最中、異変に気づきました。
右下の奥から二番目の歯と一番奥の歯との間にむし歯ができていたのです 
新潟市_歯のクリーニング_sk1.jpg
むし歯は歯ぐきの下に隠れている歯の根っこにできていたので、見た目の変化はなく冷たいものがしみることもありません。
歯の根っこは歯の頭のように固くないので、短期間でむし歯が深く進むことが多いのです。
新潟市_歯のクリーニング_プラーク1.jpg
松田歯科医院のメンテナンスは歯の周りに付着しているプラークを徹底的に取り除きますので、プラークが原因で生じたむし歯の穴も同時に発見できるのです。
痛みが生じる前にむし歯を見つけることができたので、麻酔の必要もなく神経を残したまま治療を完了することができました 
レントゲンで見るとむし歯の穴と歯の中の神経の部屋は非常に接近しており、痛みやしみる感じが出てからでは神経を抜かざるを得なかったと思われます。
まさに危機一髪でした。
新潟市_歯のクリーニング_プラークチャートsk.jpg
今回むし歯になってしまった歯のプラーク付着状況は、近心面と遠心面にプラークの取り残しがありました。
近心面と遠心面はそれぞれ両隣の歯と接している面です。
奥歯の歯と歯の間は磨き残しとなりやすい場所で、むし歯のできた場所は歯ぐきの下でしたので歯ブラシのみではプラークを取り除くのは非常に難しいのです。
今回のメンテナンスで歯周ポケットの中のプラークは歯科衛生士がきれいに取り除き、むし歯の修復は終わりました。
今後は、歯周ポケットの中までばい菌が侵入しないように、歯周ポケットの入り口である歯と歯ぐきの境目のプラークをご自宅での歯みがきで清掃することがむし歯と歯周病の予防に重要となります。
Sさんのお口の健康を守り、一生ご自分の歯で美味しく食事をしていただけるように松田歯科医院は最善をつくします。







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