【2014年2月1日 9:37 PM更新】
◎むし歯と歯周病の原因
厚生労働省 e-ヘルスネットより
厚生労働省が行った抜歯の原因の調査では、歯をなくす原因の約80%がむし歯と歯周病でした。
つまり、むし歯と歯周病を予防できれば、あなたが歯をなくす可能性は非常に低くできるのです。
むし歯は、口の中のばい菌が糖をもとに作り出す酸が歯を溶かすことで起こります。
ミュータンス菌の顕微鏡写真 歯周病は歯と歯ぐきのすきま(歯周ポケット)から侵入したばい菌が、歯ぐきに炎症を引き起こし、さらには歯を支える骨を溶かしてグラグラにさせてしまう病気です。
むし歯も歯周病も歯の周りに住み着いたばい菌が原因となって起こりますので、歯に着いたばい菌をきれいに清掃することが一番の予防法です。
歯の周りのプラークと歯周病菌の顕微鏡写真(日本臨床歯周病学会HPより)
◎磨き残しのない歯みがきを目指すために
歯周病とむし歯の原因となるお口の中のばい菌はプラーク(歯垢)の中に大量に隠れ住んでいます。
プラーク1mg(1gの1,000分の1でつまようじの先くらい)の中には1~10億のばい菌が繁殖しているのです。
ばい菌が大量にひそんでいるプラーク(歯垢)が歯や歯ぐきのまわりに付いているために、むし歯や歯周病が進行していきます。
松田歯科医院では、定期健診に来院していただいた患者さんに歯科衛生実地指導の説明書をお渡ししており、説明書にはプラークの残っている場所を細かく記録したプラークチャートが記載されています。
このプラークチャートには、あなたの歯みがきでプラークが落としきれていない場所が明記されていますので、赤く印のついたところに注意して歯みがきをしていただければ予防の効果が格段に向上します。
ぜひ、ご活用ください
歯科医師 松田拓己
(松田歯科医院|新潟市西区小針|歯のクリーニング 院長)
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