【2023年6月4日 1:02 AM更新】
こんにちは!西区の歯医者、松田歯科医院に勤務する歯科衛生士、あなたの歯の健康パートナー、Kです。
先日、母が3ヶ月毎のメンテナンスで来院しました。 私が退職してから通院が途絶えていましたが、 メンテナンスを再開して8年も経っています!
悪くなっているところはなく、1年前の状態をキープできています☆嬉しいです!
娘だから何でも話してくるし、ちょっとしたことに弱音を吐きます。 もちろん誰かに頼りたい時もあれば、聞いてもらうだけで楽になることもあります。
母は数年前に体調を崩して手術をしました。あの時少なからず、お互い、死を想像しましたが、今では前より元気です♪ 短い人生なら楽しく過ごそうって思ったはすです。私は昔からそう思ってます。 明日死ぬかも分からないし。 心も体も健康で元気なことは本当に幸せです。
健康な状態に近づくために、何が良くて何が悪いのかを知り、自分の現状を知り、その上でどうしていくかを考えて生きていく。 思ったことをはっきり伝えて、話し合う。 口うるさく、細かいことを言いすぎて、冷たいなぁって言われたこともありますが、それは私の、健康になってほしい なれるはずなんだ という気持ちなのでした。 今ではその思いが伝わり、定期健診にも通ってくれたり、ヨガにも通ってくれたり、食事にも気を遣ったりしているのだと思います。 嬉しいです♪
患者さんにも同じ気持ちです。ただ治してもらえばいいだけじゃないんです。 現状を知り、どうしていくのがその人にとっていいのか、一緒に考えていきたいです☆
母や患者さんからは、全身の健康と歯は関係あるの?と質問を受けます。答えは、「もちろん、ありますよ」ですね。実は、お口の中の状態は体全体に影響を与えています。私たちの口には多くの微生物、つまり細菌が住み着いています。これらの細菌が増えすぎるとプラークを作り、歯周病を引き起こします。歯周病が進むと歯が悪くなるだけでなく、体全体の問題にもつながるのです。
ちょっと難しい話になるので、まず歯周病がどういう病気なのか、ご紹介しますね。歯周病は、お口の中の細菌で起こる感染症で、最初は歯ぐきが赤く腫れて、進行すると歯を支える骨を破壊します。歯の周りから骨がなくなると、歯が抜け落ちる可能性もあります。なかなか怖い病気ですね。
では、この歯周病が全身の健康にどのように影響するのでしょうか?歯周病のバクテリアは、口腔内から血液を通じて全身を巡ります。その結果、炎症反応が全身に広がり、様々な健康問題を引き起こす可能性があります。特に、心臓病や糖尿病、さらには認知症のリスクが高まることが研究で示されています。
心臓病は、歯周病が最も影響を与える可能性がある全身疾患の一つです。歯周病のバクテリアが血液中を移動すると、動脈硬化を引き起こす可能性があります。これは、心筋梗塞や脳卒中のリスクを高める重大な健康問題です。
また、糖尿病と歯周病の間には、互いに影響を与える強い関連性があります。糖尿病を持つ人は歯周病にかかりやすく、また歯周病は糖尿病の管理を難しくします。歯周病が進行すると血糖値をコントロールすることが難しくなり、糖尿病の症状を悪化させる可能性があります。
さらに、最近の研究では、認知症と歯周病との関連性も注目されています。歯周病のバクテリアが脳に達し、炎症反応を引き起こすことが、アルツハイマー病などの認知症の発症リスクを増加させる可能性があると考えられています。
これら全てから分かることは、口腔衛生が全身の健康に直結しているということです。そして、口腔衛生を保つことは、ただ歯を清潔に保つだけでなく、全身の健康を守るための重要なステップであるということです。
だからこそ、定期的な歯科検診と、適切なブラッシングとフロッシングの習慣を身につけることが重要なのです。毎日のケアが全身の健康をサポートする一方で、早期に歯周病を発見し、適切な治療を受けることが可能となります。
最後に、私たちは全身の健康をサポートするために、食生活や運動など、全体的なライフスタイルを見直すことも忘れてはなりません。健康な口と健康な身体は、互いに影響を与え、共に支える関係なのです。ですから、全身の健康を維持するためには、口腔ケアは必須なのです。
以上、松田歯科医院の歯科衛生士として、歯の健康と全身の健康がどれほど密接に関連しているかを説明しました。これを通じて、歯科ケアの重要性と全身の健康への影響を理解していただけたら嬉しいです。そして、健康な歯と健康な身体を維持するための一助となることを願っています。
歯科衛生士 K
(西区の歯医者、歯科医|松田歯科医院 勤務)
西区の歯医者、歯科医|松田歯科医院 の情報
住所:新潟県新潟市西区小針7-5-13
公式サイト:https://www.matsudadent-whitening.jp/
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