お世話になった先輩に誓います


【2014年1月16日 11:00 PM更新】


仕事や趣味でお世話になった先輩は、あなたにはいらっしゃいますか?
ある程度の年齢になって、責任のある仕事を任されたり、
責任のある立場についている人には、
若い頃や初心者の時に親身になって指導をしてくださった
先輩がいらっしゃったことと思います。
わたしは大学卒業後に口腔外科の医局に入局しました。
最近ではだいぶメジャーになりましたが、
その名のとおり、歯を含むお口の中の外科処置を専門とする科です。
ぱっと思いつくのは親知らずの抜歯等ですが、
歯とは関係ないお口の外科処置も案外多いのです。
代表的なものは悪性腫瘍(がん)でしょうか。
歯医者が癌を治療するなどというと
「嘘でしょ」という声が聞こえてきそうですが、
舌にできる舌癌や歯ぐきにできる歯肉癌等は歯の治療で見つかる場合が多く、
自然と歯科医師が担当することになるのです。
医局から病院歯科に勤務先が移り、現在は開業医となっていますので、
口腔外科の症例を担当することは滅多にありません。
しかし、むし歯や歯周病以外にもお口の中には多くの病気が存在し、
それらは全身の状態にも相互に影響しあっていると知ることができたのは
現在でも大きな財産となっています。
開業後は難しい抜歯の患者さん等は、
病院歯科に勤務されている口腔外科一筋の先輩に紹介しています。
一般的なレントゲンでは診断・治療方針の決定が難しい場合は、
CT等の撮影もお願いしています。
優秀な先輩が同じ地域にいてくださるおかげでずい分助かってきましたが、
最近お会いした際に入院されるというお話を打ち明けられました。
年齢の近い同じ医局の先輩が難しい病気にかかられたというだけでなく、
これからもずっと診療を助けていただけるという思い込みが覆されたのは
大きなショックでした。
しかし、先輩はご自分が勤務されている職場、
つまりスタッフと患者さんのことを強く心配されており、
ご自分の病状については多くを語ることはありませんでした。
わたしが同じようになったとしたら、
自分の不運を嘆くだけでまわりの人たちを気遣う余裕など持てない気がします。
先輩は手術を受けて必ず帰ってくると約束してくれました。
わたしは日々悔いの残らない人生を過ごせるように、
仕事はもちろん自分を支えてくれる人たちにも全力で貢献していきます 







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