歯石を取ることに集中していると


【2023年2月15日 10:10 PM更新】


こんにちは!西区の歯医者、松田歯科医院に勤務する歯科衛生士、あなたの歯の健康パートナー、Fです。

 

 

新潟市西区の松田歯科医院でスタッフのための メンテナンス講習会が開催されました。

 

 

テーマは【歯肉縁下デブライドメント】。

 

デブライドメント…聞いた事はあるけど説明できない。 そもそも学校で教わった? 正直言って今の私はそんなレベルです。

と言うのも、松田歯科医院に入社するまで、 出産と育児で4年以上衛生士の仕事から離れていました。 これから毎日メンテナンスの患者さんと向き合う上で 知っておかなければいけないテーマでした。

 

 

講師に新潟大学の中島貴子先生をお招きして行われたセミナー。 事前に院長から中島先生はペリオのスペシャリスト と伺っていたので、話についていけるか少々不安でした。 しかし内容はとてもわかりやすく

 

 

  • メンテナンスの効果
  • バイオフィルムの(再)形成過程
  • 歯肉縁下デブライドメント
  • 歯周ポケット内洗浄
  • 抗菌薬の効果

について詳しく説明してくださいました。

 

 

今回のテーマであった「歯肉縁下デブライドメント」については

  • 歯石を探知する
  • 浮遊プラークとバイオフィルムプラークの機械的除去
  • プラークテンションファクターである歯石の可及的除去
  • ポケットの浅い部分のPMTC

がデブライドメントの手順という事で、 ルートプレーニングは含まないそうです。

 

 

今まで行っていたSRPでのルートプレーニングは オーバートリートメントの点から注意が必要だそうです。 縁下歯石を取ることに集中していると ついついガリガリと根面を触ってしまいますが、 その数回のストロークでセメント質がなくなっているかも… とおっしゃっていました。

 

 

中島先生からデブライドメントを行う時は 「ポケット内のプラークを染め出したつもりで、 バイオフィルムを取るイメージを持つ」というお話を伺い、 それからは超音波スケーラーをあてる時は意識するようになりました。

 

 

他にも普段先生が行っている指を使った咬合確認。 臼歯部、前歯部それぞれに指をあてて振動でチェックする というとても簡単なものなので、私は翌日の患者さんに行ってみました。 歯周検査で上顎前歯部の動揺が1の方。 指をあてた状態で咬んでいただくと下からの突き上げを感じました。 その後院長に報告し、咬合調整を行うという流れになり、 咬合紙を使わなくても変化に気がつく事ができました。 今後も口腔内診査の時に取り入れていこうと思います。

 

 

仕事に復帰したばかりで頭も体も鈍っている私には 今回のセミナーは本当に良いお話を聞かせて頂いたなと思います。 今回講師をしてくださった中島先生、 またこの様な機会をあたえてくださった松田院長に感謝し、 これからメンテナンス業務に励んでいきたいと思います。

 

 

歯科衛生士 F

(西区の歯医者、歯科医|松田歯科医院 勤務)

 

 

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西区の歯医者、歯科医|松田歯科医院 の情報

住所:新潟県新潟市西区小針7-5-13

電話:025-234-1112

公式サイト:https://www.matsudadent-whitening.jp/







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